巻3−467  挽歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 時者霜 何時毛将有乎 情哀 伊去吾妹可 若子乎置而
訓読 時はしも 何時もあらむを 情いたく 去にし吾妹か 若子を置きて
仮名 ときはしも いつもあらむを こころいたく いにしわぎもか みどりごをおきて
参考

天平十一年、大伴家持亡くなった妻を悲しんで作る歌。


二口解釈
・死ぬときは何時でもよかったであろうに、嬰児をおいて心悲しく死んでいった妻であった


・嬰児を 残して妻は 逝きにけり