巻3−468  挽歌   作者: 大伴家持


  
項目 内容
原文 出行 道知末世波 予 妹乎将留 塞毛置末思乎
訓読 出でて行く 道知らませば あらかじめ 妹を留めむ 関も置かましを
仮名 いでてゆく みちしらませば あらかじめ いもをとどめむ せきもおかましを
参考

天平十一年、大伴家持亡くなった妻を悲しんで作る歌。


二口解釈
・死への道を知っていたのなら予め妻を留めておく為の関を設けておいたものを


・あの世へと 妻行く道に 関を置く