巻4−484  相聞   作者: 難波天皇妹


  
項目 内容
原文 一日社 人母待吉 長気乎 如此耳待者 有不得勝
訓読 一日こそ 人も待ちよき 長き日を かくのみ待たば ありかつましじ
仮名 ひとひこそ ひともまちよき ながきけを かくのみまたば ありかつましじ
参考

・難波天皇の妹、大和にいます兄に奏上する歌一つ。
難波天皇:仁徳天皇又は、孝徳天皇。

二口解釈
・天皇を待つのに一日くらいなら待てもするが、このように長い日数を待つことには耐えられない


・君待ちて 長い日が経ち 耐えきれず