巻4−488   雑歌   作者: 額田王


  
項目 内容
原文 君待登 吾恋居者 我屋戸之 簾動之 秋風吹
訓読 君待つと 我が恋ひをれば わが屋戸の 簾動かし 秋の風吹く
仮名 きみまつと わがこひをれば わがやどの すだれうごかし あきのかぜふく
参考

・額田王が近江天皇(天智天皇)を思って作る歌


二口解釈
・君を待って私が恋しく思っていたら、家の簾を動かして秋風が入って来た


・君待てば 簾動かし 秋の風