巻4−498  相聞   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 今耳之 行事庭不有 古 人曾益而 哭左倍鳴四
訓読 今のみの 行事にはあらず 古への 人そまさりて 哭にさへ泣きし
仮名 いまのみの わざにはあらず いにしへの ひとそまさりて ねにさへなきし
参考




二口解釈
・恋をして泣くのは今に始まったことではない、昔の人こそもっと声を出して泣いたものだ。


・恋をして 昔の人こそ 泣きじゃくる