巻4−547 相聞 作者: 笠金村
項目 内容 原文 天雲之 外従見 吾妹児尓 心毛身副 縁西鬼尾 訓読 天雲の 外に見しより 我妹子に 心も身さへ 寄りにしものを 仮名 あまくもの よそにみしより わぎもこに こころもみさへ よりにしものを 参考
・天雲の:枕詞
・神亀二年、春三月三香原の離宮に行幸の時に娘子を得て作る歌(長歌)の反歌。
二口解釈
・天の雲を見るように遠くから貴方を見てからというもの、身も心も貴方に寄りかかっている。
・天雲や 心も身をも 君のもの
キーワード
恋の歌、神亀二年、春の歌。
万葉集のページ<