巻4−552  相聞   作者: 大伴三依


  
項目 内容
原文 吾君者 和気乎波死常 念可毛 相夜不相夜 二走良武
訓読 我が君は わけをば死ねと 思へかも 逢ふ夜逢はぬ夜 二走るらむ
仮名 わがきみは わけをばしねと おもへかも あふよあはぬよ ふたはしるらむ
参考



二口解釈
・我が君は私のことを死んでも良いと思っているのだろうか、逢う夜と、逢わない夜の二つの道を使っている。


・我が君は 逢う夜逢わぬ夜 二つあり


キーワード
恋の歌


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