巻4−556  相聞   作者: 賀茂女王


  
項目 内容
原文 筑紫船 未毛不来者 予 荒振公乎 見之悲左
訓読 筑紫船 いまだも来ねば あらかじめ 荒ぶる君を 見るが悲しさ
仮名 つくしふね いまだもこねば あらかじめ あらぶるきみを みるがかなしさ
参考




二口解釈
・筑紫から 船未だ来ず いま君の 粗末な扱い 見るは悲しき


・未だ来ぬ 筑紫の船や 君荒らぶる