巻4−572 相聞 作者: 沙弥満誓
項目 内容 原文 真十鏡 見不飽君尓 所贈哉 旦夕尓 左備乍将居 訓読 まそ鏡 見飽かぬ君に 遅れてや あした夕べに さびつつ居らむ 仮名 まそかがみ みあかぬきみに おくれてや あしたゆふべに さびつつをらむ 参考
・大宰帥の大伴卿が京に上った後、沙弥満誓が大伴卿に贈る歌。
・まそ鏡:見るの枕言葉
二口解釈
・いつも会っていたい貴方に後に残されて朝や夕方を寂しくいるのだろうか。
・残されて 寂しくいるや 朝も夕も
キーワード
惜別の歌、福岡県
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