巻4−585  相聞   作者:大伴坂上郎女


  
項目 内容
原文 出而将去 時之波将有乎 故 妻恋為乍 立而可去哉
訓読 出でて去なむ 時しはあらむを ことさらに 妻恋しつつ 立ちて去ぬべしや
仮名 いでていなむ ときしはあらむを ことさらに つまごひしつつ たちていぬべしや 
参考



二口解釈
・今、家を出てゆく時ではないものを、妻を恋しく思いながらわざわざ立ち去ることがあろうか。


・今、家を出るときではない

キーワード
恋の歌


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