巻4−587  相聞   作者: 笠女郎


  
項目 内容
原文 吾形見 見管之努波世 荒珠 年之緒長 吾毛将思
訓読 わが形見 見つつ偲はせ あらたまの 年の緒長く われも思はむ
仮名 わがかたみ みつつしのはせ あらたまの としのをながく われもおもはむ
参考

・笠女郎、大伴家持に贈る24首の内1首。


二口解釈
・我が形見 見ては偲べよ 幾年も 長い年月 我も偲ばん


・幾年も 形見で偲べ 我が思い