巻4−589  相聞   作者: 笠女郎


  
項目 内容
原文 衣手乎 打廻乃里尓 有吾乎 不知曾人者 待跡不来家留
訓読 衣手を 打廻の里に あるわれを 知らにそ人は 待てど来ずける
仮名 ころもでを うちみのさとに あるわれを しらにそひとは まてどこずける 
参考
衣手を:打廻の枕言葉


二口解釈

・私が打廻の里(所在不明)にいることをその人は知らないので、待っていても来ないのだろう。


・待っていても貴方は来ない


キーワード
恋の歌


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