巻4−590  相聞   作者: 笠女郎


  
項目 内容
原文 荒玉 年之経去者 今師波登 勤与吾背子 吾名告為莫
訓読 あらたまの 年の経ぬれば 今しはと ゆめよ我が背子 我が名告らすな
仮名 あらたまの としのへぬれば いましはと ゆめよわがせこ わがなのらすな
参考



二口解釈
・我が夫よ、年が新しく変わったので、今はもういいだろうと思って絶対に私の名を口外してはいけない。


・私の名前を決して人に言うな


キーワード
恋の歌


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