巻4−613  相聞   作者: 山口女王


  
項目 内容
原文 物念跡 人尓不所見常 奈麻強尓 常念弊利 在曾金津流
訓読 もの思ふと 人に見えじと なまじひに 常に面へり ありそかねつる
仮名 ものもふと ひとにみえじと なまじひに つねにおもへり ありぞかねつる
参考




二口解釈
・恋心 人に知られじと 無理やりに 普通の顔を しようとする


・普通の顔 しようとしても 出来ぬなり