巻4−616  相聞   作者: 山口女王


  
項目 内容
原文 剣大刀 名惜雲 吾者無 君尓不相而 年之経去礼者
訓読 剣太刀 名の惜しけくも われは無し 君に逢はずて 年の経ぬれば
仮名 つるぎたち なのをしけくも われはなし きみにあはずて としのへぬれば 
参考

・剣太刀:名の枕言葉

二口解釈
・もう名を惜しむことも私には無い、貴方に会わないでいて随分年が経ってしまったので。


・もう名など惜しくはない


キーワード
恋の歌


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