巻4−623 相聞 作者:池辺王
項目 内容 原文 松之葉尓 月者由移去 黄葉乃 過哉君之 不相夜多焉 訓読 松の葉に 月はゆつりぬ 黄葉の 過ぐれや君が 逢はぬ夜ぞ多き 仮名 まつのはに つきはゆつりぬ もみちばの すぐれやきみが あはぬよぞおほき 参考
二口解釈
・月影は松の葉に移って行った、貴方は紅葉の葉が散るように過ぎ去って行ってしまったのか、会わない夜が多くなった。
・貴方は過ぎ去って行ったのか
キーワード
恋の歌、松の歌
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