巻4−631  相聞   作者: 湯原王


  
項目 内容
原文 宇波弊無 物可聞人者 然許 遠家路乎 令還念者
訓読 表辺なき ものかも人は かくばかり 遠き家路を 帰さく思へば
仮名 うはへなき ものかもひとは かくばかり とほきいへぢを かへさくおもへば 
参考

湯原王、志貴皇子の娘子に贈る歌

二口解釈
・他人とは表面の愛想さえもない人のようだこんなにも遠い家路を帰すことを思うと。


・他人とは上辺の愛想もない人だ


キーワード
恋の歌


万葉集のページ<