巻4−633  相聞   作者: 娘子


  
項目 内容
原文 幾許 思異目鴨 敷細之 枕片去 夢所見来之
訓読 ここだくに 思ひけめかも しきたえの 枕片去る 夢に見え来し
仮名 ここだくも おもひけめかも しきたへの まくらかたさる いめにみえこし 
参考
・湯原王の娘子に送る歌(巻4-631、632)に娘子が報えて贈る歌
・しきたえ:枕の枕言葉

二口解釈
・こんなにもひどく貴方を思ったからだろうか、枕を片方に寄せて寝た夜の夢の中に貴方が出てきた。

・一杯思ったら夢に出てきた


キーワード
恋の歌


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