巻4−636  相聞   作者: 湯原王


  
項目 内容
原文 余衣 形見尓奉 布細之 枕不離 巻而左宿座
訓読 我が衣 形見に奉る 敷栲の 枕を離けず 巻きてさ寝ませ
仮名 わがころも かたみにまつる しきたへの まくらをさけず まきてさねませ 
参考
・湯原王が又、娘子に送る歌


二口解釈
・私の衣服を形見として貴女に上げよう、枕から放さず体に巻いて寝て欲しい。


・私の衣服を体に巻いて寝て欲しい

キーワード
恋の歌


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