巻4−638  相聞   作者: 湯原王


  
項目 内容
原文 直一夜 隔之可良尓 荒玉乃 月歟経去跡 心遮
訓読 ただ一夜 隔てしからに あらたまの 月か経ぬると 心迷ひぬ
仮名 ただひとよ へだてしからに あらたまの つきかへぬると こころまどひぬ 
参考
・湯原王が又送る歌。


二口解釈
・たった一夜会わないだけなのに、一ヶ月も時が経ってしまったように思えて心が乱れてしまう。


・一夜会わないだけで心が乱れる


キーワード
恋の歌、菅の木の歌


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