巻4−640  相聞   作者: 湯原王


  
項目 内容
原文 波之家也思 不遠里乎 雲居尓也 恋管将居 月毛不経国
訓読 はしけやし 間近き里を 雲居にや 恋ひつつ居らむ 月も経なくに
仮名 はしけやし まちかきさとを くもゐにや こひつつをらむ つきもへなくに
参考



二口解釈
・なんとこんなに近い里に住んでいるのに遠い雲の先で恋しているようにだ、会って未だ月が変わっていないのに。


・近くなのに遠い雲の先にいるようだ


キーワード
恋の歌


万葉集のページ<