巻4−642  相聞   作者: 湯原王


  
項目 内容
原文 吾妹児尓 恋而乱者 久流部寸二 恋而縁与 余恋始
訓読 我妹子に 恋ひて乱れば くるべきに 懸けて寄せむと 我が恋ひそめし
仮名 わぎもこに こひてみだれば くるべきに かけてよせむと あがこひそめし 
参考

・くるべき:糸の縒りを戻す機械

二口解釈
・もし私が恋をして心の糸が乱れたならば、くるべきにかけて縒りを平常に戻そうと思って恋を始めた。


・恋したら元に戻そうと思っていた


キーワード
恋の歌


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