巻4−643  相聞   作者: 紀女郎


  
項目 内容
原文 世間之 女尓思有者 吾渡 痛背乃河乎 渡金目八
訓読 世の中の 女にしあらば 我が渡る 痛背の川を 渡りかねめや
仮名 よのなかの をみなにしあらば わがわたる あなせのかはを わたりかねめや 
参考

・痛背の川:巻向川
・紀女郎の怨みの歌

二口解釈
・世の中の普通の女だったら私が渡ろうとする痛背の川を誰もが渡って行くだろう。


・女だったら誰もが同じことをするだろう


キーワード
恋の歌


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