巻4−644  相聞   作者:紀女郎


  
項目 内容
原文 今者吾羽 和備曾四二結類 気乃緒爾 念師君乎 縦左久思者
訓読 今は我は 侘びぞしにける 息の緒に 思ひし君を ゆるさく思へば
仮名 いまはわは わびぞしにける いきのをに おもひしきみを ゆるさくおもへば 
参考



二口解釈
・今私は気が抜けて沈んでいる、気を張り詰めて思ってきた君を放してしまうかと思うと。


・貴方を失なって気が抜けた


キーワード
恋の歌


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