巻4−645  相聞   作者:紀女郎


  
項目 内容
原文 白細乃 袖可別 日乎近見 心尓咽飯 哭耳四所泣
訓読 白栲の 袖別るべき 日を近み 心にむせひ 音のみし泣かゆ
仮名 しろたへの そでわかるべき ひをちかみ こころにむせひ ねのみしなかゆ 
参考



二口解釈
・白い袖を別れる日が近づくに従い、心が咽び声をあげて泣くばかりである。


・別れる日が近づき声をあげて泣いている


キーワード
恋の歌、菅の木の歌


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