巻4−667  相聞   作者:大伴坂上郎女


  
項目 内容
原文 恋々而 相有物乎 月四有者 夜波隠良武 須臾羽蟻待
訓読 恋ひ恋ひて 逢ひたるものを 月しあれば 夜はこもるらむ しましはあり待て
仮名 こひこひて あひたるものを つきしあれば よはこもるらむ しましはありまて 
参考



二口解釈
・本当に恋しくてやっと会ったものなのを、月が出ているので夜は未だ深いだろう、しばらくの間このままでいよう。

・夜明けまでこのままでいよう


キーワード
恋の歌


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