巻4−672  相聞   作者:安倍虫麻呂


  
項目 内容
原文 倭文手纒 数二毛不有 寿持 奈何幾許 吾恋渡
訓読 しつたまき 数にもあらぬ 命もて 何かここだく 我が恋ひわたる
仮名 しつたまき かずにもあらぬ いのちもて なにかここだく あがこひわたる 
参考

・しつたまき:粗末な織物の腕輪

二口解釈
・しつたまきのような物の数でもない命であるのに、何故こんなに私は恋しているのだろう。


・何故こんなに私は恋する


キーワード
恋の歌


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