巻4−677  相聞   作者:中臣女郎


  
項目 内容
原文 春日山 朝居雲乃 欝 不知人尓毛 恋物香聞
訓読 春日山 朝居る雲の おほほしく 知らぬ人にも 恋ふるものかも
仮名 かすがやま あさゐるくもの おほほしく しらぬひとにも こふるものかも
参考



二口解釈
・春日山に朝掛かっている雲はぼーとしてはっきりしないように、はっきり知っていない人にも恋するものである。


・よく知らない人をも恋しく思う。


キーワード
恋の歌


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