巻4−679  相聞   作者:中臣女郎


  
項目 内容
原文 不欲常云者 将強哉吾背 菅根之 念乱而 恋管母将有
訓読 いなと言はば 強ひめや我が背 菅の根の 思ひ乱れて 恋ひつつもあらむ
仮名 いなといはば しひめやわがせ すがのねの おもひみだれて こひつつもあらむ
参考
中臣女郎大伴家持に贈る歌。
二口解釈
・貴方が嫌と言うならば無理に恋するようにとは思わない、菅の根のように細かく思い乱れて恋していようと思う。


・思い乱れて恋していよう


キーワード
恋の歌


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