巻4−683  相聞   作者:大伴坂上郎女


  
項目 内容
原文 謂言之 恐国曾 紅之 色莫出曾 念死友
訓読 言ふことの 恐き国そ 紅の 色にな出でそ 思ひ死ぬとも
仮名 いふことの かしこきくにぞ くれなゐの いろにないでそ おもひしぬとも 
参考



二口解釈
・人の噂の恐ろしい国なので、例え恋しく思って死んでしまおうと紅のようの顔にはっきりださないことだ。


・思いをはっきり顔色に出さないことだ


キーワード
恋の歌


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