巻4−693  相聞   作者: 大伴千室


  
項目 内容
原文 如此耳 恋哉将度 秋津野尓 多奈引雲能 過跡者無二
訓読 かくのみし 恋ひやわたらむ 秋津野に たなびく雲の 過ぐとはなしに
仮名 かくのみし こひやわたらむ あきづのに たなびくくもの すぐとはなしに 
参考
秋津野:和歌山県田辺市秋津町説と奈良県吉野郡吉野離宮あたりの説がある。


二口解釈
秋津野に棚引いている雲が消えて行くことがないように、このようにして恋し続けていくことだろうか。


・このように恋し続けることだろうか


キーワード
恋の歌


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