巻4−711  相聞   作者: 丹波大女娘子


  
項目 内容
原文 鴨鳥之 遊此池尓 木葉落而 浮心 吾不念国
訓読 鴨鳥の 遊ぶこの池に 木の葉落ちて 浮きたる心 我が思はなくに
仮名 かもどりの あそぶこのいけに このはおちて うきたるこころ わがおもはなくに 
参考



二口解釈
・鴨が遊んでいるこの池に木の葉が落ちるように、この葉のような浮いた心を私は持ってはいない。


・木の葉のように浮いた心を私は持っていない

キーワード
恋の歌


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