巻4−763  相聞   作者: 紀女郎


  
項目 内容
原文 玉緒乎 沫緒二搓而 結有者 在手後二毛 不相在目八方
訓読 玉の緒を 沫緒に搓りて 結べらば ありて後にも 逢はざらめやも
仮名 たまのをを あわをによりて むすべらば ありてのちにも あはざらめやも
参考



二口解釈
・玉の緒をほどけるようにゆるく結んでおけば、今後会わないことはなく、いつかは会うこともあるだろう。


・緒をゆるく結んでおけばいつかは会えるだろう


キーワード
恋の歌


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