巻5−815  雑歌   作者: 紀男人


  
項目 内容
原文 武都紀多知 波流能吉多良婆 可久斯許曾 鳥梅乎岐都々 多努之岐乎倍米
訓読 正月立ち 春の来たらば 斯くしこそ 梅を招きつつ 楽しき終へめ
仮名 むつきたち はるのきたらば かくしこそ うめをまねきつつ たのしきおへめ 
参考



二口解釈
・正月が来て春になったならば、このようにして梅を迎えて楽しく一日を終わろう。


・春になったら梅を見て楽しく過ごそう


キーワード
春の歌、梅の歌、天平2年


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