巻5−818  雑歌   作者: 山上億良


  
項目 内容
原文 波流佐礼婆 麻豆佐久耶登能 鳥梅能波奈 比等利美都々夜 波流比久良佐武
訓読 春されば まづ咲く宿の 梅の花 独り見つつや 春日暮らさむ
仮名 はるされば まづさくやどの うめのはな ひとりみつつや はるひくらさむ
参考




二口解釈
・春になるとまず家の梅の花が咲く、一人で梅の花を見て春の一日を過ごすことだろうか。


・春の日や 一人で見るか 梅の花