巻5−867  相聞   作者:吉田宜


  
項目 内容
原文 枳美可由伎 気那我久奈理奴 奈良遅那留 志満乃己太知母 可牟佐飛仁家里
訓読 君が行き 日長くなりぬ 奈良路なる 山斎の木立も 神さびにけり
仮名 きみがゆき けながくなりぬ ならぢなる しまのこだちも かむさびにけり 
参考



二口解釈
・君が行って随分日が経った、奈良の路にある林の木立も古びて見えることだ。

・君が行って、奈良の木立も古びて見える


キーワード
別れの歌


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