巻5−884  雑歌   作者: 麻田陽春


  
項目 内容
原文 国遠伎 路乃長手遠 意保々斯久 形布夜須擬南 己等騰比母奈久
訓読 国遠き 路の長手を おぼぼしく 今日や 過ぎなむ 言問もなく
仮名 くにとおき みちのながてを おぼぼしく けふやすぎなむ ことどいもなく 
参考



二口解釈
・故郷を遠く離れた長い道のりの中を今日も心が晴れることなく死ぬ思いである、親と言葉を交わすこともなく。


・親に言葉をかけることもなく死ぬ思いだ


キーワード
故郷の歌、旅の歌


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