巻5−887  雑歌   作者: 山上憶良


  
項目 内容
原文 多良知子能 波々何目見受提 意保々斯久 伊豆知武伎提可 阿我和可留良武
訓読 たらちしの 母が目見ずて おほほしく 何方向きてか 吾が別るらむ
仮名 たらちしの ははがめみずて おほほしく いづちむきてか あがわかるらむ 
参考



二口解釈
・母の顔も見ずに気持ちが安定しない中、どっちの方向に私は行ってしまうのだろうか。


・母にも会えず私は何処に行くのだろうか


キーワード
追悼の歌


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