巻5−889  雑歌   作者: 山上憶良


  
項目 内容
原文 家爾阿利弖 波々何刀利美婆 奈具佐牟流 許々呂波阿良麻志 斯奈婆斯農等母
訓読 家に在りて 母がとり見ば 慰さむる 心はあらまし 死なば死のとも
仮名 いへにありて ははがとりみば なぐさむる こころはあらまし しなばしなとも 
参考



二口解釈
・家にいて母が見取ってくれているのであれば心が紛れもしよう、たとえ死ぬ身であっても。


・たとえ死んでも母が見取っているなら気が晴れる


キーワード
追悼の歌


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