巻5−890  雑歌   作者: 山上憶良


  
項目 内容
原文 出弖由伎斯 日乎可俗閇都々 家布々々等 阿袁麻多周良武 知々波々良波母
訓読 出でて行きし 日を数へつつ 今日今日と 吾を待たすらむ 父母らはも
仮名 いでてゆきし ひをかぞへつつ けふけふと あをまたすらむ ちちははらはも 
参考



二口解釈
・私が家を出てから、出た後の日数を数えて今日には返ってくるかと私を待っている父や母や恋人たちよ。


・私が帰る日を今日か明日かと待っている父母よ


キーワード
望郷の歌


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