巻5−896  雜歌   作者: 山上憶良


  
項目 内容
原文 難波津尓 美船泊農等 吉許延許婆 紐解佐気弖 多知婆志利勢武
訓読 難波津に 御船泊てぬと 聞こえ来ば 紐解き放けて 立走りせむ
仮名 なにはつに みふねはてぬと きこえこば ひもときさけて たちばしりせむ
参考

・難波津:大阪湾
・遣唐使への餞別の歌。


二口解釈
・難波津に 船帰りつく と聞こえれば 帯結ぶ間なくも 駆けて迎えむ


・船着けば 帯も結ばず 迎えに行く



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