巻5−901  雑歌   作者: 山上憶良


  
項目 内容
原文 麁妙能 布衣遠陀爾 伎世難爾 可久夜歎敢 世牟周弊遠奈美
訓読 荒栲の 布衣をだに 着せがてに かくや嘆かむ 為むすべを無み
仮名 あらたへの ぬのきぬをだに きせがてに かくやなげかむ せむすべをなみ 
参考



二口解釈
・荒い栲の服でさえも子どもに着せてやることが出来ず、なす術がなくこうも嘆くことである


・子どもに服を着せてやれず嘆くことだ


キーワード
親の歌、衣服の歌


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