巻5−902   雑歌   作者: 山上憶良 


  
項目 内容
原文 水沫奈須 微命母 栲縄能 千尋爾母何等 慕久良志都
訓読 水沫なす 微き命も 栲縄の 千尋にもがと 願い暮しつ
仮名 みなわなす もろきいのちも たくなはの ちひろにもがと ねがひくらしつ  
参考




二口解釈
・泡の如 はかない命も 縄のように 千尋に長くと 願い暮らしつ


・微な命 千尋に長くと 願いつる