巻6−1000  雑歌   作者: 守部王


  
項目 内容
原文 児等之有者 二人将聞乎 奥渚尓 鳴成多頭乃 暁之声
訓読 子らがあらば ふたり聞かむを 沖つ渚に 鳴くなる鶴の 暁の声
仮名 こらしあらば ふたりきかむを おきつすに なくなるたづの あかときのこゑ
参考




二口解釈
・妻いれば 二人で聞かむ 沖の州で 鳴きいる鶴の 暁の声

・妻いれば 二人で聞こう 鶴の声