巻6−1063   正述心緒    作者:田辺福麿歌集


  
項目 内容
原文 有通 難波乃宮者 海近見 漁童女等之 乗船所見
訓読 あり通ふ 難波の宮は 海近み 漁童女らが 乗れる船見ゆ
仮名 ありがよふ なにはのみやは うみちかみ あまをとめらが のれるふねみゆ
参考




二口解釈
・難波への 通う道すがら 目に止まる 海の乙女の 乗れる船かな


・海近く 乙女の船見ゆ 難波宮