巻6−916  雑歌   作者: 車持千年


  
項目 内容
原文 茜刺 日不並二 吾恋 吉野之河乃 霧丹立乍
訓読 あかねさす 日並べなくに わが恋は 吉野の川の 霧に立ちつつ
仮名 あかねさす ひのべなくに わがこいは よしののかはの きりにたちつつ 
参考
茜さす:日の枕言葉


二口解釈
・日数はいくらも経っていないのに私の恋は吉野川の霧となって立ち上がっている。


・日数は経っていないのに恋しい


キーワード
恋の歌、川の歌


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