巻6−934 雑歌 作者: 山部赤人
項目 内容 原文 朝名寸二 梶音所聞 三食津国 野島乃海子乃 船ニ四有良信 訓読 朝凪に 楫の音きこゆ 御食つ国 野島の海人の 船にしあるらし 仮名 あさなぎに かぢのときこゆ みけつくに のじまのあまの ふねにしあるらし 参考
二口解釈
・朝なぎの中に梶の音が聞こえてくる、それは御食つ国である淡路国の野島に住む海人の船であるようだ。
・梶の音がする船は淡路国の海人が漕いでいるようだ
キーワード
海人の歌
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