巻６−９４３　　雑歌　　　作者： 山部赤人

　　

項目	内容
原文	玉藻刈　辛荷乃島爾　島回為流　水鳥二四毛有哉　家不念有六
訓読	玉藻刈る　辛荷の島に　島廻する　鵜にしもあれや　家思はざらむ
仮名	たまもかる　からにのしまに　しまみする　うにしもあれや　いへおもはざらむ
参考
二口解釈	・綺麗な藻を刈る辛荷の島を廻る鵜でもないのに、どうして家を思わずにいられようか。 ・鵜ならば家を思わないだろう
キーワード	望郷の歌

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