巻6−947  雑歌   作者: 山部赤人


  
項目 内容
原文 為間乃海人之 塩焼衣乃 奈礼名者香 一日母君乎 忘而将念
訓読 須磨の海女の 塩焼き衣の 馴れなばか 一日も君を 忘れて思はむ
仮名 すまのあまの しほやききぬの なれなばか ひとひもきみを わすれておもはむ 
参考



二口解釈
・須磨の海女が使っている塩を焼くときの衣のように貴方に馴れたならば、一日といえども貴方を忘れることはない。

馴れたならば一日さえも貴方を忘れない


キーワード
恋の歌


万葉集のページ<