巻6−967   雑歌   作者: 大伴旅人


  
項目 内容
原文 日本道乃 吉備乃児嶋乎 過而行者 筑紫乃児嶋 所念香聞
訓読 大和道の 吉備の児嶋を 過ぎて行かば 筑紫の児嶋 思ほえむかも
仮名 やまとぢの きびのこじまを すぎてゆかば つくしのこじま おもほえむかも
参考
大伴旅人が巻6-965/966の歌に応えて詠んだ歌。
吉備の児嶋:備前(今の岡山県)の児島
筑紫の児嶋:巻6-966の作者の娘子(児島)


二口解釈
・大和路の 吉備の児嶋を 過ぎる時 筑紫の児島を 思い出すだろう


・思い出す 筑紫の児島 大和路で